千葉県東金市にある中華料理店「蓬莱閣」は、1967年(昭和42年)に創業。
2025年で58年目を迎える一風変わった老舗の中国広東料理店に行ってきました!
なんとも個性的な外観
東金駅から歩いて7分ほど、突如として現れるその外観――
まるで中国の宮殿!? …いや、東金の“中華の殿堂”と呼ぶべきか。
エントランス、なかなかぎょうぎょうしいです(^^)
でも、そこがいいんです。この個性あふれる感じ。
▼こちらがその入り口
どこかテーマパークの一角か、歴史ドラマのセットか……と錯覚するほどの“強め”の装飾。
その佇まいには、「ここで宮廷料理が出てきても驚かないぞ」という、妙な期待感すら覚えます。
落ち着いた昭和レトロな空間で、席が広くゆったりとしているので、落ち着いて食事をしたいときや、家族連れ・グループでの利用にもぴったり!毎晩7時から、ライブ・ 二胡の生演奏が行われることもあり、食事とともに中国の伝統音楽を楽しむことができます。
おいてある装飾品も年季が入っていて、とてもクール!!「ザ・昭和の中華料理店」という感じ。
特別な調理免許資格を持つ中国出身のコックさんが、築地・豊洲・館山漁港などから仕入れた新鮮な食材を使用し、伝統的なレシピで料理を提供しているのだとか・・・!これは期待できそう!!!
すっきり優しい味わいの広東麺

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たっぷり野菜と鶏肉、キノコが入った一杯。あんかけ系かと思いきや、スープは意外にあっさり。体にじんわりしみるやさしい塩味で、寒い日にもぴったり!
透明感のあるスープに、白菜・青菜・鶏肉・きのこ・にんじんなどがたっぷり。ちなみにしょうゆ味もありますよ。
コクはあるのに後味すっきりで、これは毎日でも食べられそう…!!
彩り豊かな酢豚セット(サラダ・スープ・ごはん・漬物・杏仁豆腐つき)
酢豚は、シャキシャキ野菜とカリッと揚げたお肉が甘酸っぱさの中で絶妙にマッチ!
特筆すべきは、れんこんやかぼちゃなどの季節野菜も使われていて、見た目にも楽しい。
ごはんがすすむ王道の味つけで、ボリュームも満点。最後は杏仁豆腐でさっぱり締め♪
蓬菜閣は“見た目派手め”だけど、中身はめちゃあったかいお店!
ちょっと風変わりな蓬菜閣ですが、実はめちゃくちゃ地域思いなお店なんです。
東日本大震災や台風のときには、
近所の人たちの避難場所になったり、ごはんを提供したり。そんな“頼れる存在”として地元でずっと親しまれています。
それに、料理にもこだわりがあって、地元の野菜や食材を積極的に使ってるそうで、
まさに「地産地消」ってやつですね!
東金でおいしい中華が食べたくなったら、ぜひ一度この“東金の宮殿”へ足を運んでみてください♪
蓬菜閣(ほうらいかく)
駐車場あり/宴会場あり
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